空虚

なんとなくもう少し、なんだけれど、
決定的に何かが足りなくて、
キランと光る何かが、無くて、
私は困ってしまう。
しぼんでしまう。
何がどうなってもよくなるような、
何かに絶望したような、
とても、空虚なものが、スースーと音を鳴らす。


ああ、南無、なのかな。
仏教で言う南無、のことかな。
そう思ってあきらめようか。


私は帰依します。


でも、全然安心しないのよ。
こだわりがどんどんなくなって、
でも、その分、やりがいもなくなって、
しぼんでしまう。
ひたすら眠い。


どうしたらいいんだろう。
ただ、時が過ぎるなんていやなんだ。


どうしよう、焦りがイライラに変わってしまう。


夫は仕事の環境が悪く、また変な顔になった。
無表情で、暗い声。
話しかけてもうわの空の返事。


妹にメールしたら、やたら事務的な返事。


ああ、今の私はそうなんだなあ、
と、逆に思ってしまう。
心が死んでいる。


今日は弟の結納の日だ。


そう言えば私、声を出していない。
歌ってもいない、もちろん。


私はここにいるよ!!!!
大きく叫びたい。
私はここにいる証を毎日残さなきゃ、
いけないんだ。


また、腐りかけてる。
でも、前を向いていこう。


ひどく疲れるんだ。


どうしたらいいんだろう。


悩みは、自分の健康。
実家の家族のこと。
仕事のこと。


実家の仕事を辞めようと思った。
父にバッテンされていたのだ。
せっかく作った住所録が全部バッテン。
こったらのいらねえ・・・か。


ついていけない。
作れって言われたから作ったのに。


人をバカにしている。
確かに私は馬鹿かもしれないけれど、
あの親だから、許せない。


まだまだ、休みます。


仕事を探します。
自分を探します。


あの人たちは私を知らない。
この憎しみを知らない。
知らない。


もうこれ以上消耗したら、
取り返しのつかない死しか待っていない。