ライフライン

パパとタロッチがお出かけの日曜日。
一人でゆっくり家事をこなしていました。

天気は二重丸。
でも気持ちは少しめいってる。
上向きになる本でも読もうかと、思っています。

地震の災害状況、八戸市の海岸を見てきました。
蕪島」がひどいなあ、って思った。
蕪島神社自体はわりにきれいなのに、
周りの売店やら船着場やら、軒並みぐっしゃりいっていました。

工業地帯のほうも見たけれど、内部が見えない分、
それほどの被害は感じられなかったのだけれど、
通電していないところをみると(信号機が停電中)、
もちろん稼動していないのだろうし、
修繕、修復、復興へむけて、今、計画を立てているのかもしれない。

近くのガソリンスタンドは明日から普通に営業が始まるそう。

ガソリン、電気、水道、ガス、電話、どれもなくてはならないもの。
食料、衣料、家、病院、薬、どれだけ、支えられているものが、
多く、存在価値が大きいか。

そして、自分の仕事。
仕事がないと、生活できない。

それらすべてがありがたいのです。

地震による被害の復興だけならば、みんなの気持ちをひとつに、
少しずつでも、進めて、いつかすばらしい港を街を作ることが出来るだろう。

でも、今回は、大きな不穏な影がある。

福島第一原発。レベル5の事故。
専門用語が多すぎて、理解が出来ない、得体の知れないこわいもの、
に思えてくる。
今回の規模の地震津波を専門家は想定していたのだという。
それなのに、その想定を押しのけ、当時のゆるい設計基準で
東電、国は、建設したのだという。
怒りを抑えきれない。
悲しくさえなる。
国は、国民をなんと思ってか。


小学校の卒業生の将来の夢が書いてあるプリントを読んだ。
サッカー選手になりたい、保育士さんになりたい、
学校の先生になりたい、看護師さんになりたい、
読んでいるうちに涙が出てきた。

どうかこの子達の夢が、叶えられる世界でありますように。
この子達の将来をどうか、私たちが守っていけますように。