地震から6日

寒いなあ。
節電して、ストーブもつけず毛布を羽織って、ここにいる。
避難所とか避難所に入れない人たちとか、きついなあ、この寒さ。

テレビで死者や行方不明者が1万人を越えた、と発表した。
涙が出そうになる。
でも泣かない。
がんばっていかなきゃならないんだからさ。

一人の時間がほしくて、3時半おきだ。
でも、この日記を書いたら、寝てしまおう。
疲れがたまってる。

非常事態が同じ町で起こっていて、
いろんな心配事があり、ひどく消耗する。
でも、私の出来る範囲で、出来ることをやっていくしかない。

今日は、何日かぶりに仕事に出ようと思っている。
午前中だけになるけれども。
タロスが4時間授業なので。
勉強はしなくてはね。
仕事しなくてはね。

親戚、友人はみな無事だった。
メールをくれたり、メールしたり、4日目ぐらいに
普通にやっとつながるようになった。

長いなあ、と思う。
夫は市役所勤務なので、もろ災害対策側なのだ。
毎日毎日が重く過ぎていく。

不安をあおるテレビは見たくない。
ラジオやネットのほうが良心的だ。

原発なんて、私にはどうすることも出来ないし、
こちらに被害が及んでくるのなら、
覚悟だって必要だ。

大丈夫、とメディアは言う。
タバコの害や、長距離で空輸された食べ物を食べるほうが、
人体に危険だという。

右側の頬に出来たおできが気になって、
触るとすぐに血が出る。
もう、1ヶ月ぐらいなおらない。
そんな小さなストレスも、
鼻がいつも詰まって声が鼻声なことも、
体が重いことも、
気にしないようにしよう。

もうやだーーーー!!
って言っても、続いていくだけ。
坂を上っていくように、辛抱して、続けていくだけ。

いつかきっと、新しい港が見れる。
いつかきっと、、、、。