息子の部活

息子が剣道の部活に行きたがらない。
めっちゃ尻叩いて気合を入れようとするけれど、
へなへなのぼろぼろ。
うつろな目に、腐った魚みたいな体ででーんと横になって。
夏休みに休めないのが、かなりきついらしい。


休みなのに学校に行かなきゃならない。
気が休まらない。
などとほざいている。
中学に入ると部活というものがあるのだ。
みんな頑張っているではないか。


基本元気がないやつなのかなあ。
カラ元気なのかいつもの減らず口は。


はーまだ子供なんだ。
かわいい赤ちゃんだ。
手がかかって仕方がない。
中学生、義務教育も、あと2年と半年ぐらいです。
頑張ろう。
もう、義務教育終わったら、自由だからさ。
何も強要しない。
全て自分の力で、判断で、って、基本そんなでいいんじゃないの。


ひ弱なこの子に、何ができるだろう。
仕事なんてもっと厳しいのに。
鍛えなきゃならないのに。


ホッケーの時と似ている。
やりたくないのだ。
具合が悪くなる、なんて。
剣道は厳しいぞ、って、あれほど言ったのに、
頑張る、って始めたんじゃないか。
それを、送っていけ、迎えに来い、までは許すけど、
行きたくない、は違うんでないかい。


行きたくない理由だけはわんさかあって、
やらなきゃならない理由を見つけられないなんて、
愚かすぎる。


着替えて車に乗ればいいだけ、
そう言っているのに、
頭でっかちなのだ。
考えすぎ。


すやすやと寝ている。
眠いのはこっちだ。
夜中、ボロクソ眠れなかったのだ。
明け方1時間半ぐらい寝て、起きたわよ。
全く。


さて、私も横になっちゃおう。

10時になったら行くって、宣言したからな。
本当だろうと信じるしかない。