夢を見るのはただ

真夜中にまた目が覚めてしまった。
コーヒーを沸かしてる。
アルコールが入らないと、
目が覚めてしまうようだ。

新年早々、か。
明日から、私も仕事だ。
無理やり仕事に体を持っていかないと、
いくらでも、グータラ、してしまう。
何もしたくないのだ。
お正月ボケかな。

エネルギー、湧いてきたらいいのに。

わくわくと、楽しいことを感じられたらいいのに。
日々の、普通の、些細な出来事も、
うれしく思えるような、そんな生活がしたいのに。

鬼でも飼っているのかもしれない。

得体のしれない何かが、
私を重くしている。

自由になりたい。
そう思うのはなぜだろう。
家族や、仕事にがんじがらめだからだろうか。

もっと、もっと、
リッチな生活がしたい。

健康になりたい。

ああ、お気の毒様。
夢見がちなお嬢様。

でも、そうなんだもの。
夢見るだけならただなんだし。

でも、本当にほしいのは、
充実感。
自分が生きてる感じ。
楽しい会話。
笑の絶えない感じ。

やさしくなりたいな。
もっと。
強くてたくましいおばちゃんは、
やさしくないとダメなんだ。