正直な気持ち

ああ、もう4時になる。
お風呂に一時間も入ってしまった。
本当は眠い。
でも、息子と夫と一緒にいたいのだ。
私は私のままでいいんだよ、って言われたい。
魂にメスはいらない、って本を読んだことがある。
魂は、ただ、あるのだから、
安心だよね。
ちょっと怖いね。
自己肯定は、難しい。
でも面倒だから、感じないようにしている。
心は、どこにあるんだろう。



夫が最近変なんだ。
人が変わったみたいになっちゃって。
仕事が大変そうだ。
どうすればいいのだろう。
少し休んでほしいのだけれど。
昨日は怒らせてしまった。
口をきいてくれなかった。
おかしくなってる。
何かが変わろうとしているの?
このまま夫は市役所勤めができるの?


もうじき空が白んでくる。
朝がやってくる。
夫のケアができなくてごめんなさい。
私の心の整理が必要だった。
旅で、義母さんに、あんなによくする夫を見ていたら、
私にはない親子のきずなが見えて、
かなり、実はショックだった。
本当は知っているし、親子なのだから当たり前なのだろうけれど、
あの二人はきずなが強い。
本当に強い。
そのことに撃たれてしまったのだ。


それは、私の母や父や家族も同じことなのに、
嫁、という立場だから、
夫は私の実家の家族を疎ましくしてる。
そのことが悲しかった。


そんなことも話せずに、
親のことは置いておいて、
夫婦でいたかったし、
親でいたかったのに、
私は本当に一人になりたくて、
家を飛び出して買い物してしまった。


妹の気が飛んできているのが分かる。
夫の嫌いな気なんだと思う。
夫が大好きな私の心はどこへ行ったんだろう。

夫は今の自分が好きだろうか。
そのことだけ訊いてみようか。


なんとなく悩む。
悩んでも仕方ないのに。


ただ、もやもやするから、
夫に悪かったと思うから、
でも、私も悲しいから、
謝ることができない。


ひどいことばかり言ってしまった。
ごめんね。