ひとりぼっち

夫の帰りが遅くて、
会えない日が多い。

仕事なのか、女なのか、知らない。

宝くじも買うのをやめてしまった。

仕事に勢いがついてきたのだ。

邪魔しちゃいけない。

負にとらえちゃいけない。

負けちゃいけない。

自分で選んだのだから。

でも、私は甘えんぼなので、
誰かに頼らないと、
生きていけない。

自然に心がスースーとなって、
さみしくて仕方なくなる。

周りを見ると、楽しそうな家族、
やさしそうな家族、うらやましい。

どうして私だけ?

どうしてこんなに寂しいの?

いつも夜中に起きだして、
こんな日記を書いているの?

その孤独を愛せというの。

よじれた心は、一回転。

夫に避けられたのだ。

当然だ。愚痴しか出てこなくなったのだもの。

やっぱり悲しい。

何も話すことがないなんて。

まあ、ね。

努力しないとありがちなことだ。

今までだって、繰り返してきたことだ。

ちょっと一人がんばれってことだ。

愛が邪魔になること。
心を縛ること。

そこから抜けたのは私のほうからだ。

だから文句なんて言えない。

母親業、しっかりしよう。

バランス、崩れてたから、修正だ。