田植えの日

実家は、小さな田んぼを4つ持っている。
田植えの手伝いをしてきた。
タロッチは大はしゃぎ。田んぼにはだしで入っていく。
エバコ洗いの係の私。
エバコ洗い機というのがあって、ガタンガタンゴーゴーゴー・・
と、単純作業が続く。
夫は田植え機に乗って田植え体験。
斜めに曲がっただの、一列植え残ってるだの、結構難しいみたいだった。


実家の母は、ごちそう作り。
煮しめ、刺身、ウドと身欠きにしんの和え物、大根と豚バラの煮込み・・
それぞれ働いて、無事田植えが終わり、感謝の晩餐。
どれもこれもおいしい。


初めて、いただきものだという泡盛をいただいた。
焼酎の仲間とのことだったけれど、これは、飲みやすい!
沖縄の人はいいなあ〜、とちょっと思いました。



末の妹とは一回り違う。同じいのしし年。
わけあって働けずにいて、社会に出られないことを悩み・・
爆発、「富士山の8合目に働きに行きたい!!」と言い出した。
もちろん、誰もが反対。
父が怒りを爆発させ、怒鳴りつけた。
「常識的に考えて無理なことぐらいわからないのか!」
妹は体が弱い。心が優しく、傷つきやすく、夢ばかり見ている。

そんな妹とサシで、飲みながら話が出来た。
頭ごなしに怒ったところで反発するだけ、そう思った。
ポツリポツリと、泣きながら、気持ちを話してくれた。


誰だって、認められたいし、
誰だって、今のままではいられない。

今度会うとき、笑顔が見れますように。