宇宙
宇宙を知っているか、
それは親の愛情かもしれないと、
時々思う。
それに甘えて、やっと力が湧いてきて、
やっと日常を受け入れられる。
悪夢にうなされて、
嫌な汗をかいて、
眠れない夜を過ごしても、
今は、夫と息子がいて、
お構いなしに朝のご飯づくりが始まって。
宇宙。
夫の愛情、と呼んでもそれは、
嘘じゃないと信じたいほど、
夫を愛しているけれど、
やはり、
親が出てくると、
その罪深さに脱帽なのだ。
ラーメン食べたい。
貴方の声しか聴けない。
聞こえる声は、心地よく、安心して、
そんなことはどうでもいいのだ。
私のテンションの違いなんだ。
女ならでは。
息子は寝ただろうか。
明日は、勉強できるだろうか。
私はどうしたらいいの。
いつまでこの苦しみは続くの。
いつも、いつも、苦しいことだけじゃないはずなのに。
私は下手だから。
勝ってもうれしくないから。
でも、今欲しいのは、お金。
お金が欲しい。
悲しい願いかもしれないけれど。
いやいや、あきらめない。
私はお金が欲しい。
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