決別

何がどうなってしまったんだろう。
整理すれば解決するかな。
分からない。
でも、生活していかなければならない。
友人は、私を心配する。
いつ、私の心が破たんするかわからない、と・・・。

自分でも感じてる。
結構ギリギリなんです。
でも、夫や子供といると、日常だけで満足で、
やっていけるんじゃないかと、錯覚する。

仕事は無理だ。
今は。
無理。

家族を守るため。
自分を守るため。

何が原因だかわからない。
なんとなく思うようにことを勧められないのだ。

重くて暗い社長の影。

何も言い返せ無い空気。

仕事をするには覚悟が必要。
理にかなったことならば、いくらでも頑張ってやる、
意地でもそう思うのが私だ。

でも、社長と専務は違う。
まるで、人を子馬鹿にしている。
どう扱うか、ということしか、頭にない。
どう使うか、と思われたほうがましなのだ。

精神的にいたぶられて、
そうやって虐めている自覚もなく、
私を親、上司という立場からもてあそんでいる。

所詮、会社なぞ、今となっては、
それほど、問題ないのだろう。

息子のことも、二の次で。
嫁をもらわないのが悪いようなこと言うけれど、
もっと違うと思うんだ。
会社を継ぐってことは。
その覚悟を教えればいいだけなのに。

なんとなく何も言う事などない。
ただ、気持ちがもう持たないのだ。
それだけ伝えに、会社に行こうと思う。
いつ回復するかはわからない。

でも、もう、しばらく実家の敷居は踏めない、
そんな気がしてる。

悲しみの果てだ。

おばあちゃんの一周忌が近づく、
そんな夜更け。